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ジャマイカ (HMS Jamaica, 44) はイギリス海軍の軽巡洋艦。フィジー級。 艦名は当時イギリス領だったジャマイカ島に由来する。 ==クラウン・コロニー級軽巡洋艦の概要== 1922年ワシントン条約により主力艦(戦艦・航空母艦)の保有量制限された日本海軍は、重巡洋艦の充実により劣勢を補おうとした。 1930年ロンドン軍縮条約により重巡洋艦に制限が加えられると、今度は大型軽巡洋艦最上型重巡洋艦の建造によりこれに対抗した(最上型は後に主砲を換装したので重巡洋艦に分類される) それに対抗しアメリカはブルックリン級軽巡洋艦、イギリスはタウン級軽巡洋艦 (2代)を完成させた 1936年第2次ロンドン軍縮条約の内容に基づいてタウン級を元に開発されたのがクラウン・コロニー級軽巡洋艦である。 前後の背負式3連装砲塔4基・離れた2本の煙突と間の航空装備・塔式艦橋等タウン級をタイシップしたが 名前の由来となった植民地の警備等で平時から数が必要な事や戦争の脅威も近づいてきたので大幅な勢力増量のため 排水量を8000tに抑えるため船体を一回り縮小・煙突とマストは直立・装甲は配分を改めやや薄くなる舷側114mm→83~89mm 更に艦尾は丸いクルーザー・スターンから角張ったトランザム・スターンに変更された。 1940~43年に11隻が就役し、主に船団護衛に活躍2隻(フィジー・トリニダード)が戦没 初期の危機的な戦況で完成の遅れた艦もあったが、後期になると枢軸国の水上艦艇の脅威は減少し、寧ろ航空機の攻撃に対抗するため大部分の艦がX(3番)砲塔と搭載機・カタパルト(こちらは防御上脆弱なため)を降ろし対空兵装を増強した。 後期の3隻は最初から改装後の状態で就役したのでセイロン(ウガンダ級)と呼ばれる場合がある それに対し最初の8隻はフィジー級と分けられる場合もある。 設計の段階から第3砲塔をなくし対空兵装を増強したのがマイノーター級軽巡洋艦である。 ガンビアはニュージーランド海軍、ナイジェリアはインド海軍、セイロンとニューファンドランドはペルー海軍、ウガンダはカナダ海軍に移籍し1980年代まで活動した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャマイカ (軽巡洋艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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